不思議な旅/asana solo/VM@徳三

前日「定時で上がる」宣言をしたものの、結局1時間残業。雨降る中、車を飛ばして今池へと。
時間が時間なだけにいろんな所で渋滞発生、徳三に着いたのは19:20過ぎ(kp 既にライブは始まっており、テルミン4重奏のVMの演奏中だった。
テルミンという楽器は知っていたのだが、実際に演奏を生で見るのは初めて。音のピッチをとるのが非常に難しそうで、ほんの数センチの動きでも相当音程が変わるようだ。最後の曲ではロシアの人形「マトリョーシカ」に「テルミン」を仕組んだ物*1で演奏。見た目遊んでいるようだったが、音はしっかりとテルミンだったw
10分程のセットチェンジの後、舞台中央に並べられた打楽器やガットギターやミキサーに囲まれasano soloの演奏が始まる。
リズムマシンの無機質なパターンが流れる中、おもむろに木琴を叩き出したかと思いきや、どうやらその場でレコーディングして木琴の音色を重ねてバッキングを作っている。
さらにガットギターを弾き、更にその音をレコーディング。そしてキーボードも以下同文 全ての音を重ねてループさせてカラオケを作っていたんですね。
斬新な手法で広げられるニューエイジというか、ヒーリングミュージック系の世界を堪能させていただきました。
で、最後に企画名だかユニット名だかハッキリしないまま、早ん年wの不思議な旅のライブ。
スティック/オンド・マルトノ*2/ドラムのトリオ。未だに弾けないスティックを生で見れるめったにないチャンス、何かヒントになるものが見つかればいいかなと思ったが、それどころではなく3人が繰り出す音に飲み込まれてしまった(kp
スティックは1本でもメロディーパートとベースパートを担当出来る楽器なのだが、バンド内でのアンサンブルで使用するとなるとベースパート主体でメロディーで味付けという使い方がメインになるのかな?
ただ、脇役に徹する場合もあり主役にもなれるステキな楽器でもあるようだ。そしてワシにはただの財産という事がわかった12月観測史上まれにみる大雨の夜だった。